―入社の経緯を教えていただけますでしょうか。
就職活動をしていたときは栄養士の資格を活かせる仕事を探していたので、販売職はあまり見ていませんでした。ただ、食を通して誰かを幸せにしたい、食で誰かに喜んでもらいたいと思っていたので、食に携われる企業を見ていてロマンライフに出会ったんです。
―販売職はあまり見ていなかったということなのですが、そんななかロマンライフに興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?
最初にロマンライフに出会ったのが合同説明会だったのですが、そこでお話しされている人事の方であったり、先輩社員の明るい雰囲気に圧倒されて、この会社で働いてみたいなって思ったのが一番のきっかけです。
―働いている人が決め手になったということですね。
はい。自分も将来この人のようになりたいと思いました。あとは、面接のときに社長と一対一で大変熱いお話を聞かせていただけたので、入社を決意しました。
―ご入社後の仕事について教えてください。
2012年に新卒で入社しました。入社当時は京都北山本店に配属となり、3年目で副店長を任せていただきました。その後、1回目の産休に入り、子供が1歳になるまで育休をいただきました。
―産休育休明けは、どのようなお仕事をされていたのでしょうか?
北山本店に復帰して、副店長ではなく一般職として勤務していました。その後、京都伊勢丹地下1階店に異動になりました。そちらで半年ぐらい勤めた頃に、京都駅前地下街のポルタ店という新店がオープンすることになり、こちらのオープニングスタッフかつ副店長として異動することになったんです。ポルタ店で1年半ほど副店長として勤務して、2度目の産休を取ることになりました。2人目の子どもが1歳半になるタイミングで復帰しまして、現在も務めている八条口店に異動して働き続けています。
―現在の八条口店での役職は何でしょうか?
八条口店に来たときは一般職でした。でも3ヶ月ぐらい経った頃に、その時点で店長が不在のお店だったこともあり、上司から店長をやってみないかとお声をかけていただいて、現在は店長を務めております。
―産休育休明けで復帰して3ヶ月で店長を任されるというのは不安もあったのではないでしょうか?
そうですね。少し不安もありましたが、お声掛けをいただいた以上はやってみたいと思いました。店長がいることでお店ももっと良くなるんじゃないかなと思ったので、挑戦することにしたんです。
―お子さんもいる中で役職を担うというのは覚悟が必要なことだと思うのですが、店長になろうと決心した決め手は何だったのでしょうか?
実は、以前から店長職に挑戦してみたいとは思っていました。ただ、私が2度、産休育休を挟みながら仕事をしてきているので、タイミングが分からなかったんです。でも、声をかけてもらったそのときこそがやるべきタイミングなんじゃないかと思いました。自分の心の準備ができたときにポジションが空いているとは限りませんから、心を決めましたね。
―その際は、ご家族に相談されたりしましたか?
実際のところやってみないと自分自身どういうふうに負担が増えるか分からなかったので、最初は軽い報告のみでした。
―実際に店長として働いてみて、どうですか?
そうですね。2年ほど店長を務めて、ようやく自分がやるべきことが見えてきました。1年目は自分が何を分かってないのかも分からない状態でしたね。今はお店を俯瞰して見ることができるようになってきました。特にこの仕事をしていて楽しいと思うのは、お店に所属しているスタッフの成長を感じた時です。スタッフが壁を乗り越えてステップアップした時に喜びを感じますね。同じお店で働いてくれる仲間のことは家族のように大事に思っているので、悩みや困っていることがあれば全部聞いてあげたいと思っています。